雷検知器「StormTracker」 | ||
今回購入したのは: カミナリ検知器(Lightning Detector) "StormTracker (Boltek Corporation - Buffalo, NY, USA) 社は一個所のみのアンテナで、雷の発生個所を検出出来る装置の開発を行っている会社です.海外では比較的ポピュラーのようで、いくつかの企業がこの装置を使った雷検知システム(ソフトウェアー)を制作/販売しています.また、いろいろな企業や研究者、アマチュアがこの装置を使って雷の観測を行っている事が社やソフトウェアー開発会社のホームページから伺い知る事が出来ます. 社の雷検知器には、アンテナ+カードの組み合わせのと、アンテナ+外付け装置(接続)のの2種類がありますが、今回はカードを使用するを購入しました.購入は社の代理店である「社」の通信販売で、雷検知システム(ソフトウエア)のと一緒に購入しました.価格は本体+ケーブルででした(送料別).社のホームページ(英語)で詳細な情報が得られます. | ||
信号受信用アンテナ 位の小さなプラスティックの箱で、コネクターが付いています.これを適当な場所に設置して、カードとつなぎます. | カード アンテナからの信号をコンピューターに取り入れるためのカードです.スロットに差し込んで、アンテナと付属のコードでつなぎます. | |||||||
雷検知ソフト「NexStorm」 | ||
と一緒に表示用ソフトを購入しました. カミナリ検知器用ソフト "NexStorm (AstroGenic Systems - USA) このソフトはからの雷データを画面に分類・表示したり、蓄積したりするソフトです.観測地点を中心とする地図(形式)を読み込ませれば、最大表示エリアを半径の4段階で拡大/縮小可能で、雷の極性(の4種)も分類して表示します.今回はと一緒に「社」から購入しました.価格はでした(送料別).詳細は社、または社のホームページをご覧下さい. | ||
アンテナは長さ約の塩ビパイプ(規格内径外径)の中に取り付けてました.金属を近くに置いてはいけない、との制約があるので、取付にはプラスティックの板と釘、そして発泡スチロールを使いました.アンテナの正面を北へ向け、かつ垂直にする事は、金属なしの制約下ではかなり厳しく、特に今回のようにパイプに入れて、屋外に設置しようという場合にはよけい難しさが増しました.通常ならばカメラの三脚についているような「雲台」で簡単に調整が出来るのですが... アンテナが入った塩ビパイプはソケット2個を使って規格の塩ビパイプ(長さ1m)につなぎ、2階の屋根の縁に取り付けました.パイプは塩ビ用塗料でツヤ消しの黒に塗りました.外見はバズーカ砲そっくり.これを担いで浜田山駅前を歩いたら、テロ警戒中のお巡りさんに職務質問される事必至です. | ||
上のバズーカ砲で約20日程運転しました.おおむね快調だったのですが、2004年5月22日にアンテナの方位を調整するためにアンテナを取り出したところ問題発見.アンテナ自体がかなり熱くなっており、そのためかどうか、溶けたグリースが内部からコネクター部分へと滲み出していたのです.この頃の熱さと日差し、それに換気の悪さもあってアンテナケース内部がかなり高温になっていたのでしょう. そんな訳で、アンテナをケースから取り出し、ベランダの木製枠に暫定的に取り付けました(写真参照).これならば風通しもいいので空冷効果も期待出来るでしょう.それに方位合わせや垂直のチェックも容易です.しかし、良い事ばかりではないようで、数時間運転した感じでは、以前よりも感度が悪いような気がします.検出数がさんの第1号機と比べてかなり少ないのです.以前は同じか、こちらがちょっと多かったような気がしたのです. 周りを家に囲まれているせいかもしれません.出来るならば、以前と同じような高さに設置したいものですね. | ||
今回は以前使用した塩ビケースの先端部分をカットし、そこに木の板に取り付けたアンテナを取り付けました.これでアンテナの位置は最初に設置した場所と同じく、屋根の上になりました(地上約8).しかしながら、問題は防水です.メーカーの説明ではアンテナ自体は防水されているとの事ですが、コネクター部分は剥き出しなので何らかの防水対策は必要でしょう.今回はアンテナの下部にビニールのスカートを取り付けて、ビニールテープで固定しました.これならばよほどの雨でなければコネクター部分が濡れる事はないとおもいます.見栄えは非常に悪いですが、取りあえずこれでしばらく様子を見ようと思います. | ||